12/31(sat)  大晦日格闘技番組感想



【PRIDE 男祭り】*******************************


×金子賢(1R4:14 腕ひしぎ逆十字固め)チャールズ・“クレイジー・ホース”ベネット○
会場全体が「なんとか1Rもってくれ」って雰囲気だったけど残念!でも4分いったのは本当すごいなぁ。

×近藤有己(3R判定 0−3)中村和裕○
田主催のPRIDEのリングに船木が立ち上げたパンクラスの王者が立っているのだからなんとも不思議な感じですね。

○ジェームス・トンプソン(1R1:28 KO)ジャイアント・シルバ×
突っ込むトンプソンに対して、シルバが低くタックルできれば腰の骨くらい折れるのになぁ。あるいはセーム・シュルとみたく膝を軽く出せば勝てたかも。

×瀧本誠(3R判定 0−3)菊田早苗○
菊田が自らお姉さんの所へトロフィーももらいにいって失敗してたのが笑えました。

○エメリヤーエンコ・アレキサンダー(1R8:45 裸絞め)バウエル・ナツラ×
なんでエメリヤーエンコ・ヒョードルの弟がエメリヤーエンコ・アレキサンダーなんだ??
五月みどりの妹が小松みどりなのと同じくらいナゾだ!

○エメリヤーエンコ・ヒョードル(1R0:26 KO)ズール×
見てません!

○ダン・ヘンダーソン(3R判定 2−1)ムリーロ・ブスタマンチ×
見ましたがどっちがどっちだか最後まで分からず・・

○五味隆典(1R3:56 KO)桜井“マッハ”速人×
五味選手は確実にパンチを相手に当てているのが毎度感心します。ヤミクモじゃないところが立派なんですね。
マッハ選手がかつてのキレに戻ったといっても。やっぱり現在進行形のファイターである五味選手に勝ってほしかったので、ちょっとホッとしました。

○桜庭和志(1R9:39 羽折り固めによるTKO)美濃輪育久×
今回の美濃輪選手の最大の命題は「間接を極められてもタップしない」ことだったと思います。マイッタすると激しいイメージダウンですからね。
だからアームロックかけられたとき「レフリー早くストップしてくれー」と叫んだのは僕だけではないはず。

×ミルコ・クロコップ(3R判定 1−2)マーク・ハント○

序盤ミルコの左ハイが当たったのにハントが倒れなくてビックリ!その後は頼みの綱の左キックを見せすぎて完全に見切られちゃったミルコの大誤算。
でもあと10秒あったら分かりませんでしたよ。最後マウントとってましたからね。1−2の判定はちょっとヘンだけど。

○ヴァンダレイ・シウバ(3R判定 2−1)ヒカルド・アローナ×

このくらいのレベルの高い経験も豊富な選手同士だと、よっぽど片方が体調悪くない限りはっきりした決着はつかないでしょうね。

○吉田秀彦(1R6:04 腕ひしぎ逆十字固めによるTKO)小川直也×
小川選手はこの試合の前に1試合はさむべきでしたね。実戦は久しぶりなのにいきなり吉田選手はキツイでしょう。
吉田選手、場の雰囲気に流されて「ハッスル」つきあわなくて正解の気もするし、器量狭いな・・とも思えるし、複雑です。

【Dynamite!】**********************************


○永田克彦(2R判定3−0)レミギウス・モニカビュチス×
現役のレスリング選手がこのテのリングに上がった試合と言えば、アレキサンダー・カレリンを思い出しますが、前田日明引退試合でもあったし、必殺のカレリンズリフトという盛り上げる要素も十分にありました。さて、今の永田(弟)選手が出場した意味は・・?
○武蔵(3R判定3−0)ボブ・サップ×
サップは相手を押し倒たり後ろ向きにしたりして殴ってばかりですね。これはよく言われる「闘争本能」ではなく、よほど恐怖心が強いのでしょう。
なんども言うけど、サップに小さいパンチ(ジャブとか)教えちゃだめですよー。もっと振り回してくれ!

○魔裟斗(2R1:58 TKO)大東旭×
K-1ファイトの模範試合を見ているかのよう。リングを丸く使っての軽やかなフットワークや正確で早いローキックなど、いろんなテクニックを堪能させてくれました。

○セーム・シュルト(2R0:41TKO)アーネスト・ホースト×
シュルトのヒザは無敵ですね。あのヒザでホーストを軽く倒したことで、真にK-1王者であることが証明されたと思います。

×曙(3R判定0−3 )ボビー・オロゴン×
ボビー2連勝!凄い凄い!あの圧力に屈しないところが素晴らしいですね。。
曙は押し倒すだけで何もできず。もう戦う相手がいないぞ!さてどうする!?

△ホイス・グレイシー(2R時間切れ引き分け)所英男△
今日もっとも興奮しました。所選手の決して折れないハートの強さに拍手!
ホイスはやっぱり胴着を着たほうが強いのでは?対吉田戦ではそれが功を奏したけど、やっぱり胴着を利用した戦法でずっと勝ってきたのですからね。

×須藤元気(1R4:39 TKO)山本“KID”徳郁○
KID選手の右が須藤選手の首に当たって尻もち。すかさず上からパンチをまとめるKID選手に対し須藤選手も足や手を伸ばして応戦しながら、腕を取ろうと期をうかがう・・・・・と、ここでレフリーがなぜかストップしてKID選手のTKO勝ちを宣告。
会場および日本中の茶の間もボウゼン(だと思う)。
な、なぜなんだー!?
1発パンチもらえば顔があさっての方向へ向くこともありますよね。それを意識が飛んだと見間違えたのかな?日本のボクシング界ではこんなんでストップすることはよくあるけど、このリングでこれはないでしょう。
須藤選手、潔く認めないで「効いてないゾー!」ってアピールしてほしかったなー。

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